この映画はいろんな点で「世界の中心で」を連想させる要素が含まれていて。まず、主役の女の子が不治の病に侵されていて、余命幾ばくもないということ。そして、長澤まさみの相手役が山田孝之であるということ。ただ大きく異なるのがハッピーエンドであるということなんだけど。大人になってからの物語と、子ども時代の物語とが交互に出てくるところも「世界の中心で」を思い出してしまう。自分は長く生きることができない、だから山田孝之には自分ではなく、山田孝之に好意を寄せる国仲涼子が相応しいと考え、二人を近づけようとするところが好きだったなぁ。子ども時代の話が重要な意味を持つので、時間も長く費やされていた。長澤まさみの子供時代を演じた黒田凛が可愛かった。
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