2009年6月13日土曜日

重力ピエロ



とても見たかった映画です。やっと見ることができた。ストーリーも意外な結末で、面白かった。弟役の岡田将生が非常に良かった。もちろん、加瀬亮も上手かった。本当の父親である渡部篤郎が殴り殺されちゃうのも良かった。映画なので、春の心の葛藤があまり描かれることなく、突然クライマックスに雪崩れ込んじゃうんだけど、これはこれでいいと思う。あまり説明的なシーンが続くといまいちの感じがでてしまうし。もちろん、実の父親を殺すことについてたくさん考えたんだろうけれど。春が死ななかったのもよかった。自殺するのかと思ってたから。加瀬亮の「お前のやったことは正しい」という台詞もよかったなぁ。殺人してるのに。「めちゃくちゃだなぁ」とかえす春もよかった。実にいい映画。

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